少し前までは、「セクハラ(セクシャルハラスメント)」くらいしか耳にしたことがなかった〇〇ハラスメントという言葉。
セクハラという言葉が使われるようになったのは、1980年代の後半くらいだそうです。
「まだ結婚しないの?」
「もう若くないんだから。」
「世の中のために子どもを産め!」
「彼氏はまだできないのか?」
他にも卑猥な冗談などもセクハラに当たるそうです。
・・・
ミドサー女子、会社員の私としては、自分がこんなことを言われる会社に勤めていたらと考えると、きっと日々のストレスで頭が爆発しそうになってしまうと思います。
せっかく好きな仕事についていても、こうした問題の為に仕事を楽しめないというのは実に残念な話です。
そして、時代が進むにつれて“なんとかハラ”といういろいろな種類の言葉を耳にするようになってきました。
“パワハラ”も比較的最近よく使われるようになり、すっかり定着した言葉のひとつですね。
ではまずはそうした言葉の基となっている”ハラスメント”について考えてみましょう。
そもそもハラスメントとは・・・
相手に嫌がらせをしたり、相手を不快にさせる行動をとること、と定義されています。
冒頭でも少し触れましたが、時代が進むにつれ、「パワハラ」「モラハラ」等、様々な言葉が現れるようになりましたね。
他にも「アルハラ」(飲酒にまつわる嫌がらせ)、「ドクハラ」(医者から患者に対して言われる嫌な言葉)等、
ハラスメント用語の種類は今や何と約35とも約46とも言われていますΣ(・ω・ノ)ノ!
興味のある方は是非調べてみてください(笑)
今まで我慢してきたことが言葉になったのか、世の中が悪くなったのか・・・それは定かではありませんが、とにかく、「なんとかハラ」という言葉はこれからも増えていきそうな気がしますヨネ。。。
においについて伝えるのは〇〇ハラ!?
そろそろタイトルにある本題、“ワキガ”について指摘する言葉についてはどうなのか、考えていきたいと思います。
実は私も職場でのワキガ問題に悩まされたことがありました。
新社会人の男性がワキガでして、やはり夏に向かっていくほど臭いがさらに増していき・・・本当に、そばを通るたびにおえっとなりそうでした(笑)
お客様に不快な思いをさせてしまうのを避けるため上司も悩み、職場の中では「誰が言う?!」「一番年が近い〇〇さんがタメ口で言ったら?」「この香水使ってみて、ってプレゼントするのはどう?」(←これはあまりにも嫌味っぽいのですぐに却下になりました。)
とにかく、周りの人達は相当気を使い、もしかしたら本人以上に悩んでいるのです。
そんなご経験があおりの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
調べていくと、「なんとかハラ」という言葉の中ににおいに関するハラスメント用語がありました。
ズバリ、
「スメルハラスメント」
です。
スメハラ、と言われているのでしょうかね。。
特にこれからの時期、職場でのワキガ問題は話題に上ることも多くなるでしょうから、この”スメハラ”はちょっとした話題提供にもなるのでは、と思います。
例えば、ワキガによりスメハラを受けた社員さんがいるとして、その人の気持ちとしては、
「生まれつきだから仕方ない」
「指摘されるのはパワハラの一種だ」
「気にしていることを言われると傷つく」
と思うのかもしれません。そういう方にとっては”スメハラ“という言葉はだいぶ強力な味方になってくれます。
でも一体それが正しいのでしょうか??職場としては一体どうしたらよいのでしょう。。。
★第三者から見て面白いワキガ話はこちら↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=RZ2mg4zYGos
自分のにおいについて
正直、私はどちらかというと指摘するのはハラスメントではないと思っている派です。(実際に自分が指摘できるかできないかは別として…。(-_-;))
例えば接客業や営業など、お客様と接する機会の多い仕事をしていると、当然においで印象も変わってしまうことがあり得ます。
そして、一緒のオフィスで働いている仲間にワキガの人がいれば、周りの人たちはいつも臭いを我慢しながら仕事をしていかなければならないかもしれません。
そうなると、ワキガの人の方が周りの人を不快な思いをさせているわけですから、ハラスメントの定義的には、そちらの方がよっぽど”ハラスメント”です。
「私、実はワキガなんだ~。」
言われるまで全く気が付かなかった友達がいます。
今はいろいろな臭い防止のスプレーやアロマグッズが出ているそうで、自分で気を付ければ臭いは軽減されるようです。
なので、まずは一人一人が自分のにおいについて知り、他の人に迷惑をかけないようにきちんと対策をしていくという意識が必要なのかなと思いました。
まとめ
1、ハラスメントとは、簡単に言うと相手を不快にさせること
2、私の独断と偏見では、ワキガの指摘はパワハラ(スメハラ)ではない!
3、ひとりひとりが自分のにおいについて知り、対処することが大切
それぞれが意識していくと、職場の雰囲気もなんとなくよくなっていくのかなあ、と思いました。
因みに私が気を付けているにおいは、
“押し入れくさい洋服は着ない“
“香水を付けすぎない”
“におわないように、毎日きちんとシャワーをする“(→当たり前・・・?)
です(*^-^*)