私、長い間悩み続けているワキガにさよならしたいので、ワキガ手術に踏み切ろうかと悩んでいます。
でもでも、ワキガの手術って30万円位するって聞きました。
お高い、高すぎます〜。
なので保険が適応されるなら保険診療で手術したいのです。
どんな手術でも保険が使えるのかどうなのか調べてみることにしたよ。
保険適用になる場合のワキガ手術とは?
1.保険診療している病院であること
2.ワキガを医師が保険適応と認めたとき
3.保険適応で認められた手術のみが対象
1.の保険診療している病院であることとは
病院によっては自由診療のみしか手術していないところもあるようです。
事前に保険診療をしている病院を探さなくてはならないようですね。
なぜ保険診療を行っていないのか?
採算性がよくないとか美容の要素が強いため保険診療を認めないという理由らしい。
2.のワキガを医師が保険適応と認めたときというのは
診察した医師が、患者さんのワキの臭いを嗅いで保険適応かどうかを判断する。
ドクターの主観により決まってしまうのです。スタッフにも嗅がせる病院もあるようです。
自律神経の乱れなどで汗をかいたりしてニオイが強くなったりするのに、その時のニオイでしか判断してもらえないのですね。保険適応としてもらうためにはニオイは消していかないようにしないといけませんね。
3.の保険適応で認めららた手術とは
剪除法(皮弁法)
3〜5センチ切開してアポクリン腺を除去する手術
剪除法という手術はアポクリン腺をほとんど取りきることができるので重度のワキガの人に向いている。
保険診療だと3割負担で約5万円で手術を受けることができます。
「いいね!いいね!アポクリン腺も取りきれて5万円なんて!!私も手術できそうな金額ですよ。でも、剪除法の手術って何かデメリットとかあるのかな?」
剪除法の手術のメリットとデメリット!
メリット
- 保険適応なので安く手術できる
- しっかり目で確認しながらアポクリン腺を除去できるので完全に取りきることができる
- 再発はほとんど無い
- 重度のワキガにも高い治療効果が得られる
デメリット
- 長めの切開線が残る(ただし、1年ほどでわからなくなる)
- 手術後1週間ほど安静が必要
- 手術する人の技術の差がある
- 手術後突っ張る感じがする人もいる
- 合併症もありえる
「なるほどー、再発がほとんど無いのは嬉しいね。でも、術後の安静期間が長いのがネックね。お仕事をしていたら長めのお休みを取らないといけないのが難しいなぁ。ドクターの手腕も大切なんだね。病院の口コミとかしっかり調べないとね!!」
手術の流れはどんな感じなのかな?
- カウンセリング
- 術前検査として血液検査を行う
- 麻酔をします
- ワキの下を切開しアポクリン汗腺を目視しながら除去する
- 手術後は固定ガーゼをつけて安静にします
- 4〜5日目固定ガーゼの除去
- 約1週間後抜糸します
病院を選ぶとき何か注意することってあるのかな?
どんな手術もそうですが医師の腕の良し悪しは多少なりともあると思われますよね。
口コミなどを参考にしながら良い先生を探したいですね。
これはもう絶対条件なんですけれど
丁寧にアポクリン汗腺を完全に除去してくれる医師がいること
一人で手術をして完全に除去するには90分〜120分の施術時間が必要だそうです。
中には早く終わらせようとする医師もいるような話を耳にしました。
40分位で終わらせるような病院はやめておいたほうがよさそうです。
なぜそんなに短い時間で終わらせるのかというと、保険診療だと採算性が悪いので手術に長い時間をかけないということです。
ホームページやブログなどに手術時間などをきちんと明記している病院もあるので参考にされるといいと思いますよ!!
本当にごく一部の病院だと思いますが術後の写真を撮って見せてくれるそうです。
しっかり取りきれていることが確認できるので安心ですね。
「そうなんだー。写真で確認できるのは安心ですよね。ちなみに東京の池袋にある「みずほクリニック」では実施されているようですよ。」
保険診療以外ではどんな手術があるのでしょう?
マイクロリムーブ
ワキの下を1〜2センチ切開しマイクロシェービングコンソーラという器具を使ってアポクリン汗腺を粉砕、除去する方法。
切開部分が小さいため剪除法に比べて回復が早く、固定も3日ほどで良い。
プレミアム超音波サーマル法
ワキの目立たないところに数ミリ切開しアポクリン汗腺を取り除いてからソノペットという機器で超音波吸引を行う方法。生理食塩水を出しながら吸引するのでやけどを回避することができる。手術時間は20分と短いです。
サーミドライ
ワキに直径2〜3ミリのカニューレを挿入し高周波を照射する施術方法。
極細カニューレなので傷跡が目立ちにくい。照射は赤外線カメラとサーモグラフィーで照射部の温度をモニタリングしながら確実に高周波を流すので高い効果が期待できるのとやけどのリスクも少ない。
ミラドライ
新しい治療法で、皮膚に傷をつけずにマイクロウエーブを使って皮膚の表面から汗腺にアプローチする方法。熱ダメージでアポクリン腺を破壊するので、稀にやけどすることもあるようです。取り残しもあるようなので医師の技術力に左右される施術ですね。
マイクロシェーバー法
ワキ2箇所に5ミリほど切開しマイクロシェーバーを挿入し、アポクリン腺を除去しながら吸引する。ドレーン(血液や抽出液を外に導き出す細い管)を挿入し縫合する。ワキの下にガーゼを丸めたものを押し当てて包帯で圧迫する。3日後にドレーンを外して1週間後に抜糸します。
「全体的に手術の跡が残りにくいものが多いですね。ただし、完全に取りきれずに再発の恐れがあるも少なくないようです。傷跡が小さいのは良いけど再発は嫌だな。それにどれも30万円ほどかかるようですよ。高いね〜!」
ワキガ手術に保険は使えるの?まとめ
ワキガの手術には剪除法のみが保険適用となるようです。
剪除法は傷跡が大きいこと、術後の安静期間が長いことのデメリットがありますが一番アポクリン腺を完全に除去できる手術法でもあるんですね。
重度のワキガに高い治療効果もあるようなので検討してみたいです。
ただし、きちんと丁寧な手術をしてくれる病院を探すのが大切だと思いました。